【未来を描けるタイプと、描けないタイプ?】
自分の幸せって、何だろう?
それは「未来像」を描けるか、どうかではないでしょうか?
コーチングをしていると、
・未来像をすぐに描けるタイプと、
・「浮かばない…」というタイプと、大きく2つに分かれます。
(コーチングとは? →簡単に言うと、クライアント(お客様・利用者)が設定した目標に対して、一緒に目標に向かうための障害や計画を考え、目標が成功まで伴走し応援をする役目の人のことを言います。googleなど大手の起業が採用したことから、現在は一般、個人にまで効果や利用が認められてきているものです。)
コーチングは必ず目標を設定します。
目標(行き着きたい場所):未来(=成功や幸せ)、という計算式の場合、未来が見えないと
目標(行きたい場所)へと行動する原動力(現実を変えていく力)がない状態になってしまいます。
クライアントとコーチ(コンサル)が、同じ幸せ像を定めていないと、クライアントも迷いっぱなし、コーチもどこに連れ出せばいいのかわからなくなるのです。
仮になにかわかりやすい目標を決めて動き出したとします。(稼ぐぞ!とかプロジェクトクリア!とか)
残念ながら、これは失敗します。いえ、正確に言うといったんは成功します。
しかし目標達成ができたらそれきりになってしまう。永続的に求める幸せにまでは到達しません。そしてなんとなく残る、不発感…。
幸せ像は、他人が用意するものでは決してないんです。他人が幸せそうに見えるからといって、それを模倣すれば自分の幸せになるとは決して限りません。
なぜならお分かりの通り、幸せ像は人それぞれだからです。
【幸せ像は千差万別!】
幸せと言えば?
例えば・・・
・「お金があれば幸せになれます」お金はものすごく大事で必要です。でもお金があっても不幸な人たくさんいます。幸せとお金はイコールではないです。
・「結婚すれば幸せになれます」それも人それぞれと、みなさん大いに思っているでしょう?
・「〇〇さんみたいになれます」その人でないから、なれるわけがありません。(自分が強烈に思えばOKですが。)
・億ションに住む?
・世界一周?
・常に人に囲まれている?
・山小屋にこもる?
・スペシャルな健康?
幸せ像は、本当に人それぞれです。
そして実は、わかりやすい物質やお金の「所有」が幸せではなく、
どんな幸せを「味わいたい」のか、まずはそこを特定しなければなりません。
【最初が肝心。行く先を間違えると時間のロスに!】
コーチングにおける目標=未来像・幸せ像ですが、この行く先を間違えるととんでもないことになります。(若いうちはいいけど、歳を経て回り道は大きな損失です)
せっかく時間をかけて未来の幸せ像を定めたのに…
何のために頑張ったのかも忘れてしまい、また達成した後に、達成感がなく…
急速に夢への道が見えなくなってしまうのです。
なので、最初の設定を細かく細かく聞いて確かめていくこと。クライアントは嘘をついているつもりがありませんが、自然と隠していることもありますので、コーチやカウンセラーはその場所をしっかりと確認し探していかなくてはいけません。
【行く先をしっかり定める事】
未来や自分の幸せを描けないことは、車に例えるとこんな感じです。
・「車はしっかりしているし、ガソリンも満タンなのに、
エンジンをかける「キー」がないようなもの。(またはニセモノのキーをかけている状態)」
「ここがあまりいい環境だと思っていない」ので、新しい環境に行きたい!と私にお悩み相談をしに来てくださるのですが、
「どこに行きたいの?」というと、「…わからない」となります。
クライアントも、まずはそこでつまづいているんです。
これでは目的地がないのに、タクシーの運転手に「すすんで」と言っているようなものです。
目標や夢や未来像が浮かばない方にはまず、
夢や目標を探すところ=目的地から始めます。
ここをとにかく重点的にやります。
クライアントからでてきた未来像が、ニセモノか、本物かを特定していかないと、この後の時間もお金も、とてももったいないことになるのです。
次回は、【理想や未来像が出てこない原因3選】をお伝えします!
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