なぜ人を傷つけてしまうのか?

カウンセリング

イライラってどこから来るの?

特になにかがあったわけでもないのに、常に怒りっぽい。

自分が好んでいるわけでもないのに、感情がつい先走って、

思ってもいない言葉がでたりして、つい他人を傷つけてしまう。

どうしてこんなことが起こるのでしょう?

イライラや、人を傷つけたい(傷つけてしまう)感情は、

もちろん、自分が現在アンハッピーだからこそ現れる感情です。

ではそのアンハッピーな現状は、何処から生まれたのか?

「その前」にあった出来事です。

では「その前」にあった出来事はどうしてアンハッピーだったのか?

・・・どんどん探っていくと、それはあなたの過去の人生と深く結びつくことになります。

些細なイライラも、実は自分の過去と深く結びついている

Aさんは、会社で就業時間までに時間がないのに、他の仕事を任されてしまいイライラしています。

焦ってしまって、つい凡ミスを繰り返し、またイライラ!

ついには隣の同僚に押しつけがましい一言を言ってしまい、

自分が不運を呼び寄せたことではあるものの、どんどんイライラが増していく。

後でしまった!と思っても取り返しがつかず、ずっぷりと自己嫌悪に陥りまたイライラ…。

これって一見、ただの「事象」であり、そのためにイライラしてしまったのではないか?

と思うかもしれません。

でも、

就業時間が迫っても、イライラしないで仕事を請け負う人、いますよね?

間に合わなくても動じずに定時で帰る方もいますし、

自分の時間を削られても気持ちよく仕事を最後までこなして平常心でいる人もいます。

万が一人を傷つけるような一言を言ったとしても、自己嫌悪に陥らない人だっています。

では、なぜAさんはイライラしてしまったのか…?

実はAさんの過去と現在の感情が、深くかかわっています。

過去の出来事が自分を形成する

私達の人生は、感情で出来上がっています。

「出来事」よりも「その時の感情」が記憶として脳に焼き付いているからこそ、過去の記憶が残っているのです。

例えば楽しかったことを思い出してみてください。どんなことでしょう?

その時の、どんな思い出が、あなたの記憶として残っていますか?

その思い出は、どんな気持ちにさせてくれるのでしょう?

その「気持ち」こそが、あなたの脳内に記憶として強く残してくれているカギとなります。

気持ち=感情なのです。

現在のイライラは過去からの信号

先ほどのAさんに話を戻します。

会社の出来事でイライラしているのは、

もしかすると「すべて自分がやらなければいけない」と強く思っているからイライラしているのかもしれません。

「実力以上の仕事を任されて頑張ろうとしている自分に無理を感じている」から、イライラしているのかもしれません。

紐解いていくと、

自分の過去が「そうしなければ自分は認められない」と思い込んでいることが原因なのかもしれません。

「任されたことは一人でやること」という家族内の役割をずっと引きずっていることが原因で、そのことに実は不満を持っている自分がいるからかもしれません。

過去を紐解くと今が楽になる

あなたの過去の感情で、深々と心の底にたまっているものはありませんか?

あなたの人生・過去を癒すと、今のアンハッピーが解消され、

今がハッピーになれば、未来もハッピーになります。

今をハッピーにするには、過去を癒すことがとても大事なのです。

貴方の奥底に眠っている、過去を掘り起こし、癒すことで

イライラがスーッとなくなっていきます。

傷つけたくないのに傷つけているのは、他人でなくて自分。

他人を傷つけて自己嫌悪に陥ってしまう。

それは自分が他人を傷つけたことよりも、

「他人を傷つけてしまった!」と自分が自分をいじめていることの方が、

実はずっと重いことなのです。

イライラをなくすための根本的な方法は「過去を癒すこと」

イライラを対処療法で治めていく方法はいくらでもあります。

しかしそれでは、根本的な解決にはなりません。

しっかり自分の過去を癒していくことが、人生の近道となります。

しかし、

過去を探して癒していくのは、なかなか一人ではやりにくいものです。

自分では普段気づいていないものを探すので、一人では探しきれないこともあります。

また、気づいていない=嫌な部分を見るというのは腰が重いものです。

心の扉が頑丈すぎる人は、心の中を捜索中に行方不明にもなりかねません。

感情が先走ってしまう方、

人生の道にぼんやりと霧がかかったまんま、一生晴れない不安がある方。

人生を晴れやかに!、

どんな苦しみもエネルギーで跳ね返す。

そんな自分は、あなたの中にも必ずいます!

人生にかかっている霧を自らの力で吹き飛ばし、

この先の道をあなたが自分で探し出せるようになります。

是非お手伝いさせてくださいね。

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