他人の言ったことに対するネガティブ反応3選 第3回(最終回)

カウンセリング

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【自分の劣等感や不快感を感じないようにするには?】

第一回、第二回とこのシリーズを書いてまいりましたが、いよいよ最終回。

今までは劣等感を感じるときの自分の反応、そしてどこまで行っても自分原因論となるなら、「自分の価値観で生きていく」ことを決め、他人の価値観も認める、という事までをお話してきました。

それでも!

どうしても劣等感って拭い去ることは難しい!という気持ち。よくわかります!

なのでもう少し深堀して、他の方法がないか探っていこうかなと思います。

劣等感を感じる「感情」についての解決策

劣等感というのは「感情」です。感情は、一番素直なもので、コントロールが効きません。

けれども、感情を改善するために「呼び水」までは準備することができます。

やはりこの時も、自分の悩みに穴を掘って身体ごと突っ込まないように、少し引いた感覚で見てみることをお勧めします。

なので、まず自身の心構えとして

自分にフォーカスを当て込むというより、Aさん=相手への理解を愛をもって理解してみる。

これも、相手へフォーカスを当てるというアプローチです。

さて、感情へのアプローチとして、2つあると思います。

・Aさんの生き方を自分に納得させれば、Aさんに対してマイナスを感じなくなる。(Aさんを受け入れる愛を持つ)

・Aさんの生き方を自分なりに取り組んでみると、なにか解消される。(Aさんと自分を融合させる愛を持つ)

この二つに対して具体的に考えようと思います。

・Aさんの生き方を自分に納得させる。(受け入れの愛)

Aさんは、なにかストイックに生きるべき経験や実感があって、そのため私に勧めてきている。なぜならAさんの人生でとっても大事な成功ルールだから。だから強く、私に言っているだけ。

こう考えてみると、相手の今問題にしている議題(ストイックに生きなければ成功しない)よりも、

Aさんの人生を想像することに集中ができ、Aさん事態を理解することにより、

大きな心でAさん自体に愛を向けることができます。

caution!でもこれはマイナスポイントも一つあって、

ともすると自分がAさんをさげすんでしまう危険性もはらんでいるのです。

Aさんの過去を夢想することで勝手にAさんを限定してしまっているからです。

※人の劣等感をと優越感は紙一重で、どちらも自己肯定感の低さからくるという原理を持っています。マイナスな面ばかりを見る人は要注意です。

・Aさんの生き方を自分なりに取り組んでみる。(融合の愛)

Aさんは私に、

朝5時には起きて瞑想して筋トレしてアファメーションやってからカフェに行ってしっかり仕事して、と進めることが成功の秘訣と言っている。

でもそれをすっかりまねる事が、一概に成功の道ではないかもしれない。自分なりのストイックって何だろう?

…そうだ、自分は今の仕事に対しては一心不乱に時間も忘れて続けることができる。あれを毎日均等にできる時間を造れば、自分なりのストイックや成功の秘訣になるかもな…。Aさんのストイックを自分になじませることができそうだ。いいアイデアをAさんのおかげで得ることができた!しかもAさんがそばにいれば、心の支えにもなるし、もしこのアイデアがダメならAさんのストイックさや成功の秘訣をもう一度検討してみるのもいいしね。

もしくは

Aさんのストイックさを自分は全く持ち合わせていないけど、自その全く持ち合わせないこと自体をストイックにやって成功すれば、そんな人でも成功できるという事例になるのではないか?ストイックに対して自分の考えがまとまってきたAさんはやはり、自分のそばにいるべき存在だな。

Aさんのそばに対極に自分がいることが、Aさんを引き立てている、でもいいですし、

Aさんの弱点を見抜ける自分がAさんのパートナーにもなれそう、でもいいですし、

他人の意見と自分の考えを「融合」させると、案外気持ちよく他人を受け入れられます。

相手を受け入れつつ自分も許していくことは、どちらも勇気ある行動です。

さて、ここまで読んでいただいて、いかがでしたでしょう?

長い長い文章を書きましたが、答えは意外とシンプル。

拍子抜けしてしまう方もいるでしょう。そんな事で本当に自分が納得できるのか!?という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、感情も、考え方も、シンプルが一番楽ですし、取り入れやすい。

今回に限らず、自分なりの納得の仕方を考えてみて下さい。

それでもうまくいかないな、と言う場合は、

もしかすると、あなたの見えないあなた、

あなたが隠してしまっているあなたが、悲鳴を上げているかもしれません。

思ったことをうまく表現できない方のために、

カウンセリング、コーチングを承っておりますのでお気軽にご相談下さい。

人に対して、極度に謙遜、極度に反感、極度に敬遠するのにはこんな理由があって、どうしたらその考えを回避し共存できるのか、その具体例までを考察してみました。

感想・こんな経験があったなどありましたらぜひコメントくださいね。

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